海外トピック・トレンド

東京オリンピックで各国の人気ブランドが手がけたユニフォーム

イタリア代表 ジョルジオアルマーニがデザイン

2012年ロンドンオリンピック以来イタリアのユニフォームをデザインしてきたアルマーニは、「スタイリッシュでエレガントでありながら実用的でなければならない、アスリートのユニフォームの新しいソリューションを探すことは常に刺激的だと感じています」とアルマーニ氏は語った。

東京オリンピックのデザインの特徴は、柔らかいジャージージャケット、ポロTシャツ、ズボンで構成され、背面に「イタリア」と書かれています。

 

イタリアの国旗は、ジャケットとシャツの前面に円形と特徴があり、黒のトレーナーは赤、白、緑のレースが特徴です。

ジャケットの内側の襟には「Fratellid’Italia」という言葉があります。これは、国歌であるThe Song ofItaliansの「BrothersofItaly」です。
国歌の歌詞は、日本の伝統的な寺院の上に、ジャケットの内側のタグに印刷されています。

アメリカ代表 ラルフローレンがデザイン

ラルフローレンは2008年からチームUSAの開会式と閉会式のユニフォームをデザインしています。

東京オリンピックでは日本の猛暑への対策としてラルフローレンは、温度を自己調整できるようにするデバイスを含む新しいテクノロジーを駆使したジャケットをリリースした。
首の後ろにある電池式のデバイスは、最も厳しい暑さの中でも持続する冷感で選手の体の温度調整を助けます。

ラルフローレンにとっての課題は、アスリートが快適に過ごせるようにしながら、アメリカンスタイルと職人技を称えるもの、つまりクラシックでスマートな外観を作り出すことでした。

スウェーデン代表 ユニクロがデザイン

020年の東京オリンピック・パラリンピックで、スウェーデン選手団は「ユニクロ(UNIQLO)」のロゴを胸に戦うことになる。

2019年1月、同社はスウェーデンオリンピック・パラリンピックチームのメインパートナー兼、選手のウェアを提供するオフィシャル・クロージング・パートナー契約を締結した。これは、2022年の北京冬季オリンピックまで続くことになる。

このニュースに、日本の消費者は驚いたはずだ。なんせ、スウェーデン選手団には2014年のソチ、2016年のリオ・デ・ジャネイロ、そして2018年の平昌オリンピックと、3大会連続で同国発のブランド「H&M」がユニフォームを提供してきたのだから。

日本代表 AOKIを採用

開会式用は日の丸をモチーフに上下が「赤白」だった1964年東京五輪モデルを踏襲しつつ、2020年大会の独自性を表現するため上下を「白赤」と逆転させた。五輪で1100人分、パラで500人分を準備する。

上下ともにポリエステル製。ジャケットは特殊技法で小さな穴が開いた生地を使用し、高い通気性とストレッチ性を確保した。下はシワになりにくい仕立てにした。男性はノータックかワンタックパンツから、女性はパンツ、キュロットから選べる。JOC担当者によると、競技ごとに違う体形でも広く着られるとの理由から、キュロットが採用された。

紳士服大手のAOKIが製作

東京オリンピックでは各国のカラーリング・ファッションに対する意識が伺える。
是非、各国のユニフォームデザインや最新素材などに注目して新しい視点で東京オリンピックを楽しんでいただきたい。