アメリカでは鳥インフルエンザの感染拡大を受け、鶏卵価格が高騰しています。そんな中で、ペンシルバニア州の夫妻が始めた「産卵鶏レンタルビジネス」への関心が高まっています。
「RentTheChicken.com」という「産卵鶏レンタルビジネス」は2013年夏に事業を開始し、現在ではアメリカ国内12州だけでなくカナダにも顧客を抱え、約200の顧客に産卵鶏を貸し出しています。
「産卵鶏レンタルビジネス」の利用料金は居住地によっても異なりますが、サービス価格は約400ドル(約4万9,500円)で産卵鶏2羽を4~6か月間借りることができます。
産卵鶏は通常1週間に8~14個の卵を産むといい、顧客は産卵鶏のレンタル期間終了時に産卵鶏を購入することも可能だとしています。
「産卵鶏レンタルビジネス」を始めたジェン・トンプキンスさん(38)は「食べ物がどこからやって来るのかが分かれば人々の考え方も変わり、トマトを育て、鶏ふんを堆肥にしたりするだろう」と話しています。