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マイクロスクール 

マイクロスクールとは、徹底した少人数制にテクノロジーを組み合わせることで、一人ひとりの子どもに高度に個別化された教育を提供する学校である。クラスごとの生徒数は10〜12名で、生徒一人ひとりの特性や学びのスタイルを把握し、それぞれに適切な個別化教育を提供するのが主なポイント。コロナ禍前から注目を浴びている教育サービスであり、Andreessen Horowitzなどが出資しているAlt Schoolが代表的な企業である。

コロナ対策における学校閉鎖状況により、代替する教育オプションを探す親が増え、マイクロスクールに対する需要が急増している。学校再開後も混雑している学校施設より、少人数制のクラスにおける教育環境を選ぶ親が増え、需要は継続すると考える。また、現在起きている需要増は個別化教育のメリットを親により深く理解してもらう機会でもあり、今後も流行りそうな面白いビジネスチャンスだと思う。

その他、2020年3月以降、日本国外ではロップダウンにより、1ヶ月以降の休校により、オンライン学習が主流になった。事実、スマホネイティブユーザー層である10代、20代にとってオンラインでの授業には全く抵抗がない事が分かった。それ以上に、既存の教育方針から脱却できない、教職員側のネットリテラシー、新しいオンライン教育のあり方について考える必要なあると強く思う。

<企業詳細:Altitude Learning